神戸・岡本の八百屋(ベジ)カフェで開いた『淡路島食いしん坊マーケット』 イベントレポート

7月22日(日曜日)に神戸・岡本で、淡路島の食をたっぷり楽しめるマーケットを開きました。そのホットな一日をレポートします。

島&都市デュアルで洲本市のキャップをつとめる富田祐介さんと、同じく芦屋市キャップの渡辺直子が、「何か面白いことやろうよ!」と相談して、7月22日(日曜日)に神戸・岡本で、淡路島の食をたっぷり楽しめるマーケットを開きました。そのホットな一日をレポートします。

会場は神戸・岡本の隠れ家カフェ

今日の「淡路島マーケット」の会場は、神戸随一のオシャレなまち岡本にある「ベジカフェ グリーンフィールド」。
お店の前には広い庭があり、普段はそこで店主みずからが和歌山から運んでくる新鮮野菜を販売しつつ、その奥にあるカフェでは野菜たっぷりのメニューやおいしいと評判のコーヒーが楽しめる八百屋兼カフェです。
阪急岡本駅から歩いて2分、JR摂津本山駅から歩いて5分という立地なのに、路地の奥にひっそりと隠れるようにしてある店は、まるで都会のオアシス。「こんなお店で、神戸の人たちに、淡路島の美味しい食材を紹介したら、きっと楽しいね」というのが、今回のマーケットを企画した二人の発想でした。

八百屋カフェ

八百屋カフェ

 

富田トークからスタート!

さて、当日最初のプログラムは、淡路島を代表してやってきた富田さんによるトークショー。
淡路島の魅力や、淡路島の食材およびその生産者、淡路島ならではのノウハウなどについて熱~く語ること約1時間。
とりわけ参加者が熱心に聞いていたのは、日本蜜蜂の養蜂と採蜜を行っているファームスタジオの話。その蜂蜜は、60g2000円、120g3500円と決して安くないのですが、富田さんの話を聞いた人たちは「ぜひ食べてみたい」と続々お買いあげ。
富田さんいわく「あの高い蜂蜜がこんなに売れるとは思わなかった」そうです。さすが「いいものに詳しくて、美味しいものに目のない」ことで知られる岡本の人たちです。

富田トークからスタート!

淡路島産の日本蜜蜂のハチミツ

ランチは、淡路島から直送‼

富田さんのトークショーの後は、お待ちかねのランチです。
この日のランチは、淡路島にあるカフェノマドの特製。当日の朝に作ってもらったお料理を、富田さんが車で運んできてくれました。
淡路島産の食材で作ったお料理が彩り美しく盛りつけられて出てきました。この他に、トマトと豆乳の冷たいスープも付いて、全部で10種類の味が楽しめる贅沢ランチでした。

お料理は全部で10種類。容器の一つ一つに貼られていた料理内容と食べ方の説明メモ

しっかりした味付けでどれも美味しかったのですが、とりわけみんなの賞賛を浴びていたのは、島のいろいろな人たちが協力しあって開発した特製ソーセージ。
イノブタの肉を使い混じりけなしの無添加で作ってあって、その深い味とざらっとした粗びきの食感がたまりません。

淡路島のいろいろな人たちが協力しあって開発した特製ソーセージ

淡路から運ばれたお料理は、お店のスタッフがセンスよく大皿にレイアウト

淡路から運ばれたお料理は、お店のスタッフがセンスよく大皿にレイアウト

ランチの後はお買い物。お腹も心も淡路島で満タン。

ランチの後は、富田さんが淡路島から持って来てくれた特産品のお買い物タイム。
北坂養鶏所の卵やプリン、名物の玉ねぎ、蜂蜜が、次々と売れていきました。

さらにさらに、ランチが終わった後には、ちょい飲みスナックタイムなるものも開催。
満席でランチに入れなかった人や、特製ソーセージでビールを飲みたい人がこれを狙って来店してくれました。
芦屋市の職員の人たちも、「チラシ見て来ました~!」とご来店。いつもは見られないくつろいだ様子で、ビアグラスを傾け、ソーセージに舌鼓を打ってくれました。

こうして初めて自分たちで勝手にやってみた「食いしん坊マーケット」は無事に終了しました。
小さな試みだったけれど、神戸の人に、直接、淡路島の魅力を伝えられた今回のイベントはとてもホットで楽しく、達成感がありました。また機会があったら、島と都市を結んだ勝手イベントを企てて、多くの人に「島&都市デュアル」の楽しさをお知らせしたいと思います。

◆今回の会場/ベジカフェ グリーンフィールド
神戸市岡本1-12-25 080-8530-6699
火曜日~土曜日の11:00~17:30営業
※野菜の販売は11:30頃~

 

この暮らし体験のナビゲーターについて

渡辺直子

お住まいのエリア:芦屋市
職業、所属など:フリープランナー・編集者

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