みなさんは令和の幕開けをどのようにお迎えになりましたか?
平成最後の冬、2019年1月26日(土)。「新しい時代を迎える記念すべき年の初めに大開運の波にのりましょう!」と、淡路島の神社とグルメと絶景をめぐる大開運ツアーが行われました。
このツアーの案内人は、生まれも育ちも淡路島の竹谷富士子さん。子宮リズムエステやご縁結び&子授かりのサポート活動をしている富士子さんならではの、目からウロコなお話もたくさん聞けましたよ!
この日の参加者は、兵庫県西宮市、尼崎市、滋賀県大津市からお越しの女性4名。そして、富士子さんと私を含めた淡路島在住の暮らしナビゲーターが3人、カメラマンとお子さんも合わせて、総勢9人。淡路市の「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」の鳥居前でみなさんと待ち合わせしました。
ところで、淡路島が「国生みの島」と呼ばれていることをご存知ですか? その理由を富士子さんから教わりました。
日本で一番古い歴史書「古事記」の冒頭には、日本の国や神様がどのようにして生まれたのかという伝承「国生み神話」が記されています。
そこに書かれているのは、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二柱のご夫婦の神様が、日本の島々の中で一番最初に淡路島を生んだというエピソード。この国生み神話にまつわる淡路島の歴史のストーリーは2016年に日本遺産に認定されて、注目を集めました。
伊弉諾神宮は、この国生み神話に出てくるご夫婦の神様をお祀りしています。淡路島では珍しく雪が舞うほどの気温でしたが、伊弉諾神宮では寒さも忘れてゆっくり1時間ほど参拝することができました。
さてさて、このツアーの忘れてはいけないお楽しみは、伊弉諾神宮から車ですぐの創作料理店「鼓や(つづみや)」でのランチです。
淡路牛丼、お刺身定食、淡路島定食など、淡路島のあらゆる美食を味わえそうな豊富なメニュー。選択肢がありすぎて悩みに悩んだ私は、大開運をつかみタイ! とおカシラが立派な「淡路鯛そうめん」にしました〜!
鯛は揚げてあって身がプリプリ。玉ねぎの甘みと鯛の旨みをしっかり吸ったそうめんは滋味深く、あっという間に完食です。
お食事を楽しんだ後は、ふじこさんから「神社と女性の体のつながり」についてのお話です。
神様と女性の体には、互いにシンクロするような神秘的なエピソードがたくさん。鳥居から本殿につながる道「参道」と赤ちゃんが生まれてくる「産道」は語呂が同じ。「神宮」と「子宮」にはどちらも「宮」という漢字が使われいます。国生みの島・淡路島で生まれ育ち、女性の心と体に向き合うお仕事をされている富士子さんならではの深くてためになるお話、もっと聞いていたかった!
お話の後は開運ワークショップです。「今年の漢字一文字」と「2019年にやり遂げたいこと」を書くよう、紙とペンが配られました。「何かしらねぇ…」と考えて、漠然とした胸の内を文字にします。
書けたら、一人ひとり発表。「自分で企画しておいて、照れるわ〜」と言いながら、富士子さんが先陣を切ってくれました。
想いのこもった漢字一字や抱負はみなさんそれぞれにありましたが、大開運をつかむ大事なコツはたったひとつ。「2019年、今から何をしたいか」ではなく「2019年の大晦日にどうなっているか」と、自分の気持ちをグーンと1年先に持っていって全てを実現したつもりで話すこと。脳が錯覚してそれに見合う行動をしたり、運に引き寄せられたりするんですって!
有言実行の一歩先ゆくポジティブな未来を語る「実現済みトーク」は、いつしか自分も周りも大笑いに。もうすでに大開運をつかんでいるみたい! 島の美食ランチ&大開運ワークショップは、お腹も心もポカポカ充実した時間になりました。
ランチの後もまだまだパワースポット巡りは続きます。「鼓や」から車で10分ほど、淡路市の柳沢という山間エリアにある「岩上神社」に向かいました。
本殿横の丘の上に鎮座する高さ12mの巨石「ひもろぎ石」には、古代の人々が神様の降臨を待って祭りを行ったと伝わっています。今でも地域の方に親しまれていることを感じるほど、手入れが行き届いた静謐な空間です。
午前中は雪が降るほどの曇天だったのに、見上げるとそこには青空と神々しく輝く巨石の神様が。「これはすごい…」と驚きの声しか出ませんでした。
そして階段を登って巨石のそばへ近づけば、さらに澄んだ空気につつまれて心が洗われるよう。眼下には淡路島の山・海・街が広がります。巨石に宿った神様が、古代から悠久の時を超えて淡路島の人々をそっと見守っているかのようでした。
ツアーの最後を飾るのは、西海岸の絶景パワースポット「明神崎」。淡路島の中でもかなり古くからある岬です。
淡路島は場所、時間、季節によって海の表情が全く違います。ここ明神崎のある西海岸は、午後から夕焼けの水面の輝き方が格別。スカっと晴れた夏空もいいのですが、今日のような雲の合間から差し込む太陽の光も最高に美しいんです。
明神崎は、海に面した岬の先が大きな岩場になっていて、その岩はなんと水晶がたっぷり含まれているとのこと。水晶といえば浄化の力を持つパワーストーン。そして海の底からは真水が湧いていて、水が澄んでとってもきれい。自然の神秘を感じずにはいられません。
そして、明神崎の波打ち際には、岩と岩の間を人ひとりがやっと通り抜けられる「潜り岩」という場所があるのですが、今回は、風と波が激しく足元がずぶ濡れになりそうだったので手前までに。ふじこさん曰く、お母さんのお腹にいた時のことを思い出すような場所だそうです。
最後は駆け足になってしまったのですが、参加者のみなさんからは「天候が不安だったけど来てよかった」「地元の方の案内ならではアットホーム感が抜群だった」「自分たちだけではこんなところには来れない!」とのお言葉をたくさんいただきました。
今回のツアーを振り返って印象的だったのは、ナビゲーターふじこさんと参加者のみなさんの笑顔! ご一緒できた私も大開運パワーをチャージしました!
伊弉諾神宮で心が洗われ、淡路島の美食で満たされて、山と海のそばにある神様からは自然のままのパワーを全身で感じました。みなさんも、国生みの島・淡路島の神秘と大開運のエネルギーをいただいて、令和の日々を過ごしていきませんか? ぜひいらしてくださいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竹谷富士子 子宮リズムエステ®「スマイルリボン」
https://smile-ribbon.com/
撮影協力:はたみちこ(しまフォト)