【家ごはん~都市編~】朝ごはん主義

島&都市ショートコラム。今回のテーマは「家ごはん」。自慢できるようなものは何もないけれど、朝ごはんはちょっといけてるかもです。

料理は好きなものの、夜ごはんはやりかけの仕事をひきずりながら慌てて作ることが多いので、ひどい時には何も作れず、冷蔵庫にあるものを食卓に並べるだけということもあります。
なので、真面目に取り組むのは、どちらかというと晩ごはんより朝ごはん。栄養バランスをよく考えて、バリエーションも豊富にする工夫をしています。

とはいえ、朝から料理にそんなに時間をかけていられるわけもないので、前の晩から仕込みやすいものや、簡単にできて変化のつくメニューを探して朝食に仕立てています。
たとえば、パンの場合は、ピザ、炊飯器キッシュ、ホットサンド、ホットケーキ、チーズ&ベーコントースト、卵サラダとキュウリを挟んだマフィンなど。ごはんの場合は、鶏ぞうすい、おにぎり、いなり寿司、そして寒い朝には葱と鶏のかけうどんもよく出します。
こうした変わり朝ごはんに、トーストに卵料理、白いごはんに鮭、納豆、卵焼き、お味噌汁といった王道朝ごはんも加わって、うちの朝ごはんは賑やかです。

この朝ごはんの助けになっているのが、芦屋にたくさんある八百屋さんです。厳選されていてお値段高め、安くて品質はそこそこ、果物が美味しい、特定の産地から仕入れているなど、それぞれに個性があって使い分けができるのが芦屋の八百屋さん。私は、時間があれば、お店の特徴に合わせて何軒かを買い回りするようにしていますし、同じことをしている主婦もよく見かけます。
こうして揃えた野菜をたっぷり使って作った朝ごはんは、うちの柴犬にも好評。自分のフードはそこそこにして、食卓にはべって、「それちょうだい」と熱い視線を送られると、「そんなんアカンよ」と言いながらもちょっと幸せな気分になれます。

この暮らし体験のナビゲーターについて

渡辺直子

お住まいのエリア:芦屋市
職業・所属など:プランナー&編集ライター

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